- 客席の形の違い
- ライブでの収容人数の違い
- それぞれのドームの特徴
ライブでの東京ドームと京セラドームの比較まとめ
ライブ会場の定番として必ず名前が挙がる東京ドームと京セラドーム大阪。どちらも最大収容人数55,000人クラスの巨大会場で、関東・関西それぞれのドームツアーの拠点として長年多くのアーティストが公演を行ってきました。
この記事では野球場としての比較ではなく、あくまで「ライブ会場」という視点に絞って、この2つのドームの特徴をわかりやすく比較していきます。
それぞれの特徴をよく把握して、ライブのチケットを申し込みましょう。
基本情報比較

| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
| 所在地 | 東京都文京区 | 大阪府大阪市西区 |
| 開業 | 1988年3月 | 1997年3月 |
| 屋根の構造 | 空気膜屋根(内部の気圧差で屋根を支える方式) | 固定式の鉄骨屋根。天井は7層構造の「スーパーリング」 |
| 最大収容人数 | 約55,000人 | 約55,000人 |
| 複合施設 | 東京ドームシティが隣接 | ドーム直結のイオンモール |
客席の”形”の違い
実は同じ野球場でも観客スタンドの形が全く違います。

東京ドームは、いわゆる内野席を多く確保しています。外野席には2階席がありません。
一方の京セラドームは、外野席にも観客席を多く設けています。形もきれいな円をしています。
京セラドームで特徴的なのが一部の内野席が可動します。コンサート時には図のような形になり、アリーナ席の出入り口が出現します。さらにずらした分だけスタンドに仮設席(約2,500席分)が現れます。
可動の仕方の詳細については、以下のリンクで詳しく説明しています。
【京セラドーム】キャパ・ライブでの収容人数・アリーナになる確率・座席の見え方・ジャンプ禁止・アクセス・ホテル・プチ情報を完全解説
比較してもらったらわかるように客席の形が全く違い、この後、記述するキャパの違いに大きく関係していきます。
キャパの違い
最大収容人数
皆さんがよく見るキャパの数字はこのことになります。
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
|---|---|---|
| 最大収容人数 | 55,000人 | 55,000人 |
公式発表はどちらも「最大約55,000人」とされていますが、これはあくまで理論上の上限です。
固定席数
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
|---|---|---|
| 固定席の総数 | 43,500席 | 野球時 36,220席 ライブ時 約38,720席 |
まず固定席数ですが、最大収容は同じなのに、固定席数は7000席も違います。
しかし、ライブ時は「客席の”形”の違い」で話したとおり、京セラドームは一部内野席のスタンドが稼働し、仮設スタンドが現れます。数は約2500席分です。
よって、最終的な座席数の差は4,500席になります。
ライブ時に使えない席数
コンサートライブを行う上でステージを設置すると、ステージが見えないところは基本的に使用されません。

客席の形の所でも話した通り、京セラドームは外野席が多いので、ライブ時に使えない座席が東京ドームより多くなります。筆者が手で数えたところ、以下の座席数が使えないことが判明しました。
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
|---|---|---|
| ライブ時に使えない席数 | 約5,593席 | 約9,000席 |
京セラドームはただでさえ座席数が東京ドームより少ないのに、使えない座席数は東京ドームより約3500席も多いのです。
アリーナ席数
グラウンド部分に設置されるアリーナ席の数を比較してみます。
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
|---|---|---|
| グラウンド面積 | 13,000㎡ | 13,200㎡ |
グラウンド面積は両方ともほとんど変わりません。図のようなセンターステージありのレイアウトならば、どちらの会場もアリーナ席は約11,000人が入ります。
まとめると実際は・・・
上記のライブ時の数字をまとめると以下のようになりました。
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
|---|---|---|
| 固定席の総数 | 43,500席 | 38,720席(ライブ時) |
| ライブ時に使えない席数 | ➖約5,593席 | ➖約9,000席 |
| アリーナ席数 | ➕約11,000人 | ➕約11,000人 |
| 実際のライブでの収容人数 | 約49,000人 | 約42,000人 |
同じ最大収容人数でも、ライブでの収容人数では約7000人の違いがあります。
もちろんステージの形などによって数字は変わりますが、一般的なエンドステージの使い方だと差がかなり出ます。
センターステージの場合だとステージ裏がありませんので、すべてのスタンド席が基本的に使用できます。(照明等の機材で使えない座席は生まれます。)
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 | |
|---|---|---|
| 固定席の総数 | 43,500席 | 38,720席(ライブ時) |
| アリーナ席数 | ➕約11,000人 | ➕約11,000人 |
| 実際のライブでの収容人数 | 約54,500人 | 約49,820人 |
席数の差は4500人ほどに変わります。それでも東京ドームの方が人が入ります。
周辺環境の違い
どちらの会場も商業施設が隣接しています。
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 |
|---|---|
| ・東京ドームシティ | ・イオンモール 大阪ドームシティ ・スーパービバホーム 大阪ドームシティ店 |
東京ドームシティには飲食店がたくさん入っております。暇つぶしスポットがたくさんあります。
京セラドームの横には最強のイオンモールがあり、さらには大きいホームセンターまであります。もしライブで必要なものを忘れたときには、ここで何でも揃うでしょう。
その他の特徴
| 東京ドーム | 京セラドーム大阪 |
|---|---|
| ・館内完全キャッシュレス ・回転扉 | ジャンプ禁止 |
東京ドームは2022年の改修時に完全キャッシュレス化になりました。東京ドームは、空気を外に逃がさないように出入り口が回転扉になっており、そのため出入りに時間がかかります。特に退場時は一斉に出るので、出入り口付近が混雑しやすいです。
有名な話ですが、京セラドームはジャンプが禁止になっています。理由はドーム周辺の地盤が緩く一斉にジャンプすると周辺が地震のように揺れるからです。
まとめ
東京ドームと京セラドームは、公式スペック上は「最大55,000人」で並ぶ同格の会場ですが、肝心のライブでの収容人数には大きな差があります。東京ドームの方が人がたくさん入るから当たりやすいものでもありません。関東でのライブの方が応募者数が多いからです。
あなたの応援するアーティストが、この2会場でライブをする時、ステージの形、時期や日程と照らし合わせ当たりやすいように工夫する必要があります。
双眼鏡はスタンドの前列でもほしいくらいです。早めに準備しておきましょう。


※本記事の情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。



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